車椅子かっこいいですね、と言われると嬉しい。
よっしゃってなる。
私は障害者障害者したくない。なるべくそのオーラを感じさせたくない。
障害者であることは間違いないから、自覚こそはあるけれど2年前まではバリバリ健常者だったから、未だに自分が障害者だと頭でわかっていても気持ちだけは昔のままだ。
人並みにオシャレが好きだし、できればイケてると思われたい。
だけど足が動かなくなって、着れる服も履ける靴も制限された。その中でいかに「この車椅子の人かわいいな」「イケてんな」とか思われる為にはってことを常考えてる。
自分がイケてると思われたいのは勿論あるけど、それ以外に障害者は健常者よりも外面を気にするべきなんじゃないかと思ってる。
外面というと語弊があるかもしれないけど、その方が多分生きやすい。
なので私は普段から外に出るときは特に明るくニコニコを心がける。ツンケンしてる障害者にわざわざ手を差し伸べたいとは思わない。
何でもないとこでニヤニヤしすぎると、なんだこいつ気持ち悪りいなってなるだろうから節度をもって愛想を振る舞う。
立場を逆転させて、私だったらこの方が嬉しいなと俯瞰して考える。
その通りにすれば大抵うまくいく。
そして案外みんな優しいなって思う。