【祝!】障害年金受給ができたので受給までの流れとポイントまとめます


度々ほか記事内で「障害年金」っていうワードが出てきていたかと思います。
今回の記事はタイトル通り、この間障害年金の受給権をついに得たので、その報告と、「障害年金ってなんぞや」ってギモンに対する説明と、また障害年金の申請方法、あとは申請時のちょっとしたポイント(まじで大した事ではない)をお話します。

障害年金って?

さて、そもそも障害年金って何?ってことだと思うんですが、障害年金とは読んで字のごとく、「病気や怪我で何ならかの障害を持った人が受け取ることのできる年金」です。
20歳以上の国民が加入することになっている「公的年金」の制度から支給される年金のひとつになります。

・貰える条件

その1 傷病により仕事や生活に著しく制限を受ける状況に陥った人
身体障害者や精神障害者の方だけでなく、うつ病やがん、糖尿病といった病気で長期療養が必要になり、仕事や生活に著しく制限を受ける状況に陥った人が受け取ることができます。
仕事してるから…や、障害者じゃないから…など、貰えないと思い込んでいて実は貰える条件に当てはまっていた、なんて人も少なくないと聞きます。

その2 年金をちゃんと払っていた人
病気やケガをしたから絶対もらえるというわけではなく、年金をしっかり払っていないと貰えなかったりします。
「保険料納付要件」と言い、初診日(障害年金を受け取るきっかけとなった傷病をお医者さんに最初に診察してもらった日)に国民年金か厚生年金(共済年金)に加入していることが重要になってきます。

その3 障害認定日が過ぎている人
また、初診日から1年6ヶ月がたっていないと障害年金の請求資格はありません。つまり申請自体門前払いになります。
この1年6ヶ月後のことを「障害認定日」といいます。

その4 基本的に20歳になってからもらえる
障害年金は、基本的に20歳になってから支給されます。
もし10代の頃が初診日だった場合は、障害年金の申請は可能ですが、その場合「障害手当金」のみ支給されるそうです。
19歳の誕生日の時が初診日であったとしたら、1年後の20歳の誕生日ではなく、1年6か月後の20歳と6か月たった日が障害認定日になるそうです。

【参照】
国民年金・厚生年金保険 障害認定基準(全体版)
障害年金の手続き、申請方法は?審査は厳しい?

・障害認定基準がある

障害年金には「障害認定基準」というものがあり、1級〜3級で認定します。
若い数字ほど、障害状態は重いとされていて、この認定基準によって支給される金額が変わってきます。
3級よりも軽いと判断された場合、「障害手当金」という一時金が支給されます。(先程の10代での申請の場合もこちらが支給される)
ですがそもそも審査に通らない傷病ももちろんあります。

【傷病一覧】
国民年金・厚生年金保険 障害認定基準

1級 身体の機能の障害または長期にわたる安静を必要とする病状によって、日常生活をおくることができない状態。
(他人からの介助を受けなければ、自分の身の回りのことがほとんどできない程度)
2級 身体の機能の障害または長期にわたる安静を必要とする病状によって、 日常生活への著しい制限を受けている状態。
または日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度の状態。
(必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、日常生活は極めて困難な程度)
3級 労働が著しい制限を受けるか、または労働に著しい制限を加えることを必要とする程度の状態。
障害手当金 傷病は治っているが労働が制限を受ける、または労働に制限を加えることを必要とする程度の状態。

【参照】障害年金とは? ~種類・支給要件・受給額・請求手続き・Q&A~

・貰える受給金額

障害年金には「障害基礎年金」「障害厚生年金」の2つあり、その2つを合わせた金額が支給されるようになっています。

障害基礎年金+障害厚生年金=受給総額

こちらの2つは、先程の保険料納付要件に関わってきます。
というのも、国民年金をちゃんと支払っていた場合には、障害基礎年金が支給され、厚生年金を支払っていた場合には、「障害厚生年金」が支給されることになります。
「障害手当金」の場合は、年金納付要件は問われないので10代でも受給できる、という訳です。

ちなみに「障害厚生年金」は報酬比例部分となりますので、払っていた金額や期間によって、「障害厚生年金」の支給額は変わってきます。
でないと、新卒で数ヶ月しか払っていない私と、30年働いた管理職の人が同じ金額になってしまいます。そりゃちゃんちゃらおかしい。

こちらが現在の障害基礎年金額及び障害厚生年金額です。

障害基礎年金

障害基礎年金1級の受給額 974,125円(2級の1.25倍)+子の加算
障害基礎年金2級の受給額  779,300円+子の加算

「子の加算」とは、第1子と2子に対して各224,300円が加算され、第3子以降には各74,800円が加算されることです。
ただし、「子」とは18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子と、20歳未満の障害のある子に限られます。

【参照】障害年金とは? ~種類・支給要件・受給額・請求手続き・Q&A~

障害厚生年金の金額

障害厚生年金1級の受給額 障害基礎年金+報酬比例の年金額×1.25+配偶者の加給年金額224,300円
障害厚生年金2級の受給額 障害基礎年金+報酬比例の年金額+配偶者の加給年金額224,300円
障害厚生年金3級の受給額 報酬比例の年金額
※最低保障額 584,500円
障害手当金  報酬比例の年金額×2
ただし、障害手当金は他の年金とは異なり、継続的に受け取ることは出来ません。一時金として報酬比例の金額の2年分が支給されます。もしその金額が最低保証額に満たないときは、最低保証額分は受け取ることが出来ます。

【参照】障害年金とは? ~種類・支給要件・受給額・請求手続き・Q&A~

で、今回私が貰えるようになった金額がは
障害基礎年金 974,125円+障害厚生年金= 333,304円=総額 1,307,429円です。


すごくない???
ぶっちゃけ去年の末まで障害年金の存在すら知らなくて、知ってからも特に調べずとりあえず申請してみっかと思って申請したら、ちゃんと1級でこんなに貰えて…年金払っててよかった〜ってなりました。

障害年金の申請に必要なもの

申請には大前提として先程の4つの貰える条件は満たしていなければいけません。
その上で、自分申請するべきじゃね?って言う人もいらっしゃるかも知れません。
ぜひそうしていただきたいのですが、申請するのにはいくつか用意しなければいけないものがあります。

障害年金の申請に必要なもの

・年金請求書
・診断書
・受診状況説明書(診断書作成病院と初診病院が異なるときに提出)
・病歴・就労状況申立書
・年金手帳
・戸籍謄本、戸籍抄本、戸籍の記載事項証明、住民票、住民票の記載事項証明書のいずれか
・受取先金融機関の通帳(本人名義)
・印鑑
・身体障害者手帳のコピー(障害者ではない場合は必要ない)

【参照】
障害年金の手続き、申請方法は?審査は厳しい?
障害年金とは? ~種類・支給要件・受給額・請求手続き・Q&A~

これらの用意するものは、病院や役所などで申請を手に入るものがほとんどですが、「病歴・就労状況申立書」に関しては自ら作成する必要があります。

病歴・就労状況申立書を書こう!

病歴・就労状況申立書」とは発症から現在までの経緯や仕事・生活の支障の程度を書き記す書類になります。
この用紙自体は、日本年金機構のサイトからダウンロードできます。

こちら 病歴・就労状況等申立書を提出するとき

申請された方みんな口を揃えて言うのが「病歴就労状況申立書激ムズワロタ」
こいつがなかなか難儀で、ぶっちゃけクソ面倒くさい。
この書類の良し悪しで障害認定基準が決まると言っても過言ではない、というか決まる。

一体どの程度書かなければいけないかというと、病気になるきっかけから始まり、今現在に至るまで、それを具体的かつ詳細に書かなければいけません。

私の場合、この書類の存在を知った段階で、一人での申請は無理ゲーだと判断して、早々に社労士さんに間に入っていただき、私が作成した文面を何度も何度も何度も何度も何度も…校閲してもらいました。

なので1から自分一人で申請された方はすごい。
正直闘病中の辛かったことを改めて文字で起こすのは、気持ち的にもしんどいものがありました。
私は初めの方の記憶がないのがほとんどなので、それをどれだけ嘘偽りなく書くか、かなり苦労しました。

主治医の先生に診断書を書いていただいているのと同時進行でやっていたので、先生と矛盾点が出てきたらと、ビクビクしながら書き進めました。

とにかく大事なのは、
・自分の症状を正確に伝える
・矛盾点をつくらない
・どれだけ仕事・生活に支障をきたしていて大変かを伝える

という3点は特に注意して書きました。

仕事・生活に支障をきたしていて大変かを伝えるという点は、嘘のない程度にぶっちゃけ盛ってます
ニュアンス程度ですが、盛ってます。
ここで、「まあ頑張れば多少仕事できますよ」と書くと、「じゃあがんばって」となって自分の望んでいる級での支給がされなくなる可能性大です。
ここはプライドとの戦いですが、なるだけ不便していることを伝えることが大事かと思います!

申請から受給認定が降りるまでにかかる期間

用意する書類等が集まれば、「裁定請求書」を作成し、年金事務所にて提出、あとは待つだけです。
私は社労士さんが提出までを担ってくださったので、社労士さんから送られてくる資料を記入したり、「病歴・就労状況申立書」を作るだけで、割と簡単に準備ができました。
ただ、申請するときに、ちょうど入籍をしたので、行政面での手続きがかなりわちゃわちゃしてしまったのが面倒くさかったです。

結局障害年金受給権を得たのが先日6月28日。
申請からおおよそ3ヶ月強で認定がおりました。
大体3ヶ月程度で結果が出るそうです。

まとめ

結果的に私は一番望んでいた1級が取得できました。
両下肢麻痺の身体障害者なので当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、「病歴・就労状況申立書」の出来次第で2級で認定されていたかもしれません。
不服ということで再提出が3回まで出来るそうなのですが、再提出で希望通り通る確率は相当少ないそうです。(不支給認定で不服として再提出し、支給認定になった確率が14.5%とかなんとか…)

なので早々に社労士さんにお願いしたのは私的に大正解だったなと思います。
費用はもちろんかかりますが、今後長い目でみたら全然高くないし、一発で通る可能性が高まるなら、プロにお任せして良かったです。
年金事務所に行ってもらったり、必要な書類も用意してもらえたりして、自ら動くのが大変な人ほど社労士さんにお任せするのが良いかとおもいます。

あと、現在闘病中の人!とにかく記録を残しましょう!箇条書きでいいのでまじで。
記憶って本当に曖昧なものなので、ちゃんと覚えているうちに書いたほうが良いです。

そんなこんなで、とりあえず障害年金がもらえました。
いや〜まじで助かる〜感謝〜!ありがとう〜!

※私の記事だけを参考に障害年金申請をするのはオススメしません!ちゃんと専門家のサイト等で調べてから申請をしましょう!